歯が原因で陥る病気と対策について
口のトラブルは、身体への影響があり事が判明しました。スポーツ界などでも歯の健康がトレンドになっています。身体の影響が大きい歯についてご紹介します。
【歯周病】
歯周病は、歯を支える歯茎や骨が壊されていく病気になっています。日々の生活習慣が歯周病の危険性を高めます。
①心臓病のリスク
歯周病菌が心臓へ流れていきます。血管を通って心臓の内膜に付着します。その影響もあり、心筋梗塞などのリスクが高くなります。
②脳卒中のリスク
血管に細菌が付着しているので、脳にも障害を起こすことになります。最近の影響で悦駅の流れが少なくなります。また、血管を詰まらすことや破壊する危険性もあります。
③糖尿病のリスク
歯周病の影響で肝臓の働きが鈍ります。代謝障害も起こりやすくなります。筋肉細胞・脂肪細胞に作用して糖の代謝を妨げる影響があります。その結果、糖尿病が悪化します。
■対策
ブラッシングが効果的にはなりますが、その時にフッ素を取り入れると大きな効果があります。最近ではフッ素入りの歯磨き粉やジェルが発売されております。
【虫歯】
虫歯が進行してしまうと、神経に障害が発生します。神経は、全身に通っていますので、重大な病気のリスクがあります。
①蓄膿症
虫歯が原因で膿が鼻に溜まってしまう症状になります。細菌が鼻に伝わります。口と鼻は密接しているので症状も出やすくなります。鼻の奥が詰まっていることや変な臭いがすることがあれば蓄膿症となります。
②視力低下
蓄膿症と関連している病状ですが、今度は目に影響があります。副鼻腔は視神経にも近いことが原因になります。虫歯の影響で視力低下になります。
③顎関節症
顎に激痛が走ることになります。口を大きく開けられないことになり、まともに食事をすることができなくなります。さらには、その影響で、口の開閉時に嫌な音が発生します。カクカクというようなイメージになります。自分の思い通りに口を動かすことができなくなります。
■対策
まずは、シュガーコントロールです。糖を口に入れた瞬間に虫歯の進行は始まります。ジュースの量などをコントロールする必要があります。二つ目は、水分補給になります。唾液の量が減ってしますと虫歯のリスクが高くなります。1日2リットル程度の水分補給を心がけましょう。もちろん、シュガーは厳禁です。
これらの症状が発生しますので、歯のトラブルは甘く見てはいけません。また、歯は絶対に自然に治ることはありません。さらには、早期治療が必要不可欠になります。他の病気を併発させないようにしましょう。