ホワイトニング歯磨き粉選び方のポイントは?
ホワイトニング歯磨き粉には効果あり?実体験から選び方のポイントをご紹介します!
最近は、ホワイトニング歯磨き粉もたくさん種類がありますよね。
私も、ずっと歯の色がコンプレックスだったので、色々なホワイトニング歯磨き粉を試しました。
その結果、「自分の状態に合ったものを選べれば効果あり」という結論に。そこに行きつくまで、かなり時間がかかってしまいました。
この記事では、そんな実体験で学んだホワイトニング歯磨き粉の選び方のポイントをご紹介しています。同じように歯の色で悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。
歯の黄ばみや黒ずみの原因は?
ホワイトニング歯磨き粉を試しだしたのは、20年近くも前から。学生の頃から黄色っぽい歯が嫌で、「歯が白くなる」というフレーズの製品を見ると、片っ端から手を出していました。
でも、初めのころは、全然効果が見えなかったんです。周囲で同じように試していた友人は「すごくいいよ」と言ったりしていて、なんで自分は無理なんだろうと落ち込みながら、色々なものを試していました。
そんな迷走から抜け出したのは、歯医者さんで歯の色の悩みを相談し、歯の黄ばみの状態が人それぞれに違うことを教えてもらってからです。歯の黄ばみの原因は、大きく分けると次の3つ
① タバコや飲食による着色汚れ
② 生まれつきの歯質の問題
③ 病気や薬の副作用によるもの
黄ばみの原因として一番多いのは、①の着色汚れ。この場合、研磨剤や、ヤニやタンパク汚れを分解する成分の入った歯磨き粉は有効と言われました。けれど、私の場合、②の要素が強くて、生まれつき歯が黄色っぽい歯質だから、その黄色みを歯磨き粉で改善するのは無理だと言われました。
しかも、歯が小さくてエナメル質が薄いから、強めの研磨剤やブラシでゴシゴシ磨くと、エナメル質が傷ついてよけいくすんで見えちゃうよ~と言われ。それまで思い切りゴシゴシしていたのを反省しました。
結局、生まれつきの歯の黄色味を、歯医者さんでのホワイトニングで改善した後、白くなった歯を維持するため、再びホワイトニング歯磨き粉を探し始めました。
ホワイトニング歯磨き粉の種類
そこからあらためてホワイトニング歯磨き粉の成分をチェックしてみると、色々な種類があることを知りました。
大きく分けると、主に3つの系統があります
① 研磨剤を使用したもの
② フッ素や薬用ハイドロキシアパタイトなど歯質を強化するもの
③ ヤニや着色汚れ(ステイン)を落としやすくする成分を使ったもの
これらが複合されている場合もあります。研磨剤と言っても、現在使用されているものは歯を削るような強い働きではないので、ごく普通の歯質の人なら問題はないそうです。茶渋などを予防するには優れた働きがあります。でも、ゴシゴシ磨きはやはりタブーだということです。
私の場合、歯質がかなりデリケートということで、研磨剤を使ったものは全体的に向いていなかったのかもしれません。試したものの中では、
・ハクサンシコー
・セッチマ
このあたりは研磨剤使用のものです。セッチマはドイツのホワイトニング歯磨き粉として有名ですが、海外製のものはデリケートな歯質の人には不向きかもしれません。
研磨剤メインのものから歯質を強化するものへ
ハクサンシコーやセッチマは、「効果あり」と言っていた人もいましたが、私の歯質には向かない気がして、歯質を強化するタイプのホワイトニング歯磨き粉を試すようになりました。
このタイプは、歯の表面についたミクロの傷によるでくすみには効果的。むし歯になりやすい人の予防にも向いています。
薬用ハイドロキシアパタイト配合のホワイトニング歯磨き粉といえば、その元祖は「アパガード」のシリーズでしょう。
発売以降品質改良が進み、現在は
・アパガード スタンダード
・アパガード スモーキン
・アパガード プレミオ
・アパガード ディープケア
など、様々なタイプがあります。私は、薬用成分の配合が高い「プレミオ」のタイプを使っていました。たしかに、歯がツルツルしてきて、全体的に汚れも取れたような感じでした。
その後、
・シャボン玉石けん デンティストケア
も使いました。こちらもハイドロキシアパタイトが配合されています。合成界面活性剤や防腐剤などを使用しない優しい処方のわりに、歯の汚れはきれいに落とせ、ツヤも出るので気に入っていました。
今のお気に入り成分はポリリン酸ナトリウム
そして現在は、③の、着色汚れに効果的と言われる研磨剤以外の成分入りホワイトニング歯磨き粉を中心に使っています。
ホワイトニングから5年が経過し、最近コーヒーやチョコレートをよく口にするからか、着色汚れのステインが気になるように。歯に優しくホワイトニング効果の高そうなものを探しました。
そして行き着いたのが、「ポリリン酸ナトリウム」という成分。最近は歯医者さんのホワイトニングにも活用されています。特徴としては、汚れを優しく浮かせ、さらに歯をコーティングして、汚れをつきにくくしてくれるというものです。
自分の歯にはこれが一番いいかな?と感じ、その系列のもの試すように。現在は、
・シュミテクト トゥルーホワイト
を使用中です。知覚過敏とホワイトニングの同時ケアができます。昔もシュミテクトのホワイトニング歯磨き粉を使っていましたが、トゥルーホワイトの方が新しく、研磨剤不使用でポリリン酸ナトリウムが配合されています。効果は、こちらの方が実感できました。
これに加え、
・TO BE WHITE(トゥービーホワイト)デンタルビューティーエッセンス
という美容液タイプをたまに使います。
ポリリン酸ナトリウムに加え、歯の汚れを浮かしやすくすると言われるスイカズラプロエキスという植物成分が配合されています。週一くらいでこれを使うと、白さがアップするような感じです。
まとめ
ホワイトニング歯磨き粉は、私が試しだした頃から比べると種類が増え、かなり進化しています。とくに、ヤニや着色汚れにはおすすめだと思います。むし歯予防や歯周病予防も同時にできるものもあるので、自分に合ったものを探してみてくださいね。それでも改善されないときは、歯医者さんでのホワイトニングも検討するといいかもしれません。